DSメディアプレーヤー簡単設定ガイド

ここではDSメディアプレーヤーを使用して音楽CDをMP3及びWMA型式でパソコンに保存(録音)する設定方法を紹介します。詳しい設定方法はDSメディアプレーヤーアプリケーションのヘルプ及びDALTA SOFTのホームページを参照して下さい。

■DSメディアプレーヤーでMP3及びWMAファイルを作成する手順

  1. デジポートを接続し、ユーザーガイドに従ってドライバ・アプリケーションをインストール・設定します。

  2. DALTA SOFTのホームページ内「Links」ページ等よりMP3コーデック(このページでは「午後のコーダ」を使用しています。)又、WMAフォーマットで録音する場合はマイクロソフトのホームページよりWindowsメディアプレーヤー6.4以降と、DALTA SOFTのホームーページ内「Links」ページ等より「wmaudioredist.exe」をダウンロードし、インストールした後パソコンを再起動します。
    ※詳しくはデルタソフトのホームページ及びアプリケーションのヘルプを参照して下さい。

  3. 録音したい音楽CDをパソコンにセットします。
    ※自動再生の設定をしている場合、自動的にCDが再生されますが、ここでは一旦再生を停止します。

  4. DSメディアプレーヤーを起動起動し、「Menu」ボタンから「プロパティ...」をクリック、表示されるプロパティから「録音」タブをクリックします。

     

     

     

     

    「フォーマット」の項目を「MP3」又は「WMA」に設定します。更に作成されたファイルの保存先を変更する場合は「セーブディレクトリ」の項目を設定します。

    ※MP3型式で保存する場合
    MP3型式で録音する場合は「その他」タブ内「エンコーダ...」を「C:\Program Files\WinGOGO\Gogo.dll(デフォルト設定でインストールした場合)」に、更に「エンコーダタイプ」を「GOGO(DLL)」に設定します。

     

     

    ※「ダイレクト録音」機能を使用して一時ファイルの作成時に、音楽CDを再生(サンプリング)しないですばやくMP3やWMAファイルにエンコードする方法

    上記設定でMP3やWMAファイルを作成した場合、一旦Windows上で音楽CDデータを再生(サンプリング)してWAVE型式で一時ファイルを作成した後、一時ファイルをMP3やWMAファイルに変換される為、多少時間がかかります。
    ※作成された一時ファイルは作業終了後、自動的に削除されます。
    「ダイレクト録音」機能が使用できる場合は、WAVE形式の一時ファイルを音楽CDから音声データを再生(サンプリング)せずに、音楽CDからダイレクトに一時ファイルを作成する事で、より短い時間でMP3やWMA形式へ変換できます。


    設定方法


    ●MP3フォーマットでのダイレクト録音

    上記「MP3型式で保存する場合」の設定で「エンコーダ...」を「C:\Program Files\WinGOGO\Gogo_8hz.exe(デフォルト設定でインストールした場合)」に、更に「エンコーダタイプ」を「8Hz-MP3」に設定します。

    ・上記画面「録音」タブ内「フォーマット」の項目を「MP3」に設定。
    ・同「録音」タブ内「CDダイレクト録音」にチェック。
    ・「ドライブ」項目をCD-ROMドライブ(D:)に設定。
    ・「ドライブ自動認識」のチェックにチェックする。


    ●WMAフォーマットでのダイレクト録音
    ・「Menu」→「プロパティ」→「録音」タブ内「フォーマット」の項目を「WMA」に設定。
    ・同「録音」タブ内「CDダイレクト録音」にチェック。
    ・「ドライブ」項目をCD-ROMドライブ(D:)に設定。
    ・「ドライブ自動認識」のチェックにチェックする。


    ※ドライブ自動認識で上手く行かない場合は「メーカー」項目を変更して試して下さい。(DSMPヘルプ「ダイレクト録音」項目参照。

    ※※お使いのCD-ROMドライブに因っては、この機能が使用できない場合が有ります。ヘルプ等を参照し、各種設定を変更しても正常に動作しない場合は、「ダイレクト録音」チェックボックスのチェックを外して通常の再生(サンプリング)モードで使用して下さい。

    ※※※弊社サポートセンターでは、CD-ROMドライブの動作確認に関するご質問にはお答え致しかねますのでご了承ください。

     

  5. 「OK」をクリックしてプロパティを閉じます。

  6. DSメディアプレーヤーの「Playlist」ボタンをクリックし、表示されるリストから録音したいタイトルを選択し、録音ボタンをクリックします。

     

  7. 変換終了後、先に指定されたフォルダに圧縮されたファイルが保存されます。

 

デジポート設定確認項目

 

デジポートとDSメディアプレーヤーを使用して、MDにダイレクト録音できない場合の設定確認項目です。デジポートが正常に動作しない場合や、MDでの録音が上手くできない場合は、下記の項目を確認して下さい。

 

●デジポートが上手く動作しない、Windowsから正常に認識できない、動作が不安定等の不具合が発生した場合、先ず最初にWindowsを再起動してみて下さい。Windows上で使用されているリソースや、ドライバファイルが再度読み込まれることで正常に動作する場合が有ります。

 

●デジポートを使用するにはWindows98SEがインストールされている必要があります。お使いのWindowsのバージョンが「Windows98 Second Edition」か確認して下さい。

 

Windowsバージョンの確認方法
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「システム」「システムのプロパティ」→「全般」タブ内「システム:」以下に「Windows98 Second Edition 4.10.222A」の表示があればWindows98SEです。

 

 

●デジポートが正常に動作するには、お使いのWindows98SEにDirectX7a以降がインストールされている必要があります。下記項目を参照してインストールされているDirectXのバージョンを確認し、「DirectX7a」よりも古いバージョンの場合はデジポート付属CD-ROM又は、マイクロソフトのホームページ等より最新のDirectXをインストールして下さい。

 

DirctXバージョンの確認方法
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システム情報」内メニューバー「ツール」→「DirctX診断ツール」を表示します。「システム」タブ内「システム情報」項目の「DirectXバージョン:」から確認します。

 

●Windowsのサウンド設定で「USBオーディオデバイス(デジポート)」が選択され、使用できる状態になっているか確認して下さい。

 

■サウンドの設定(Windows98SE)
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「マルチメディア」→「オーディオ」タブ内「再生」及び「録音」の項目が「USBオーディオデバイス」に設定され、「優先するデバイスのみ使う」のチェックボックスにチェックされていることを確認します。

 

Windows98SEでの設定画面

 

■サウンドの設定(Windows2000)

「コントロールパネル」→「サウンドとマルチメディア」→「オーディオ」タブ「再生」及び「録音」の項目が「USBオーディオデバイス」に設定され、「優先するデバイスのみ使う」のチェックボックスにチェックされていることを確認します。

 

Windows2000での設定画面

 

●お使いのCD-ROMドライブで、音楽CDが再生できるように設定されているか確認します。

CD-ROMドライブの設定
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「マルチメディア」→「音楽CD」タブ内「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」のチェックボックスにチェックされていることを確認します。
※デジポートが接続されていないと、Windows98SEで上記チェックボックスがグレー表示されチェックできません。デジポートを接続してから設定して下さい。
※※お使いのCD-ROMドライブに因ってはデジポートを接続しても、上記チェックボックスがチェック状態のままでグレー表示され、変更できない場合が有りますが動作には問題ありません。

 

Windows98SEでの設定画面

 

Windows2000での設定画面

 

●現在使用しているサウンドカードがSound Blaster Live バリュー!以前の場合、DSメディアプレーヤーの一部の機能が正常に動作しない事が有ります。この場合DSメディアプレーヤーを使用する際にSound Blaster Liveのドライバを使用しない様設定し、Windowsを再起動して下さい。 

 

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